八武組 設計ブログ

ハッタケグミ:三重県四日市市の建設会社 設計メモです

応急危険度判定セミナー

世田谷区の応急危険度判定セミナーに参加してきました。世田谷区内の倒壊想定戸数は5万戸だそうで、現状ボランティア判定員は285名が登録しています。2人1組で1日20件を判定する想定なので17日掛かることとなります。

世田谷区の取り組みは丁寧で判定実地のために傾いたも木製のフレームや、区の集会施設にガラスのひび割れや基礎の割れをテープで模擬表現して、セミナー受講者にできるだけ実際に近い体験をさせるものでした。

実際に計測し、危険度と示す色の紙に、危険個所を記載して建物に貼りつけることで

適切な判定、的確な危険個所の説明を書くこと手順を体験しました。これは一度やっておかないと災害時には、スムーズにできないと実感しました。セミナーの参加者は定員20名でしたが、もっと経験者を増やしておかないといけないと思います。

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