八武組 設計ブログ

ハッタケグミ:三重県四日市市の建設会社 設計メモです

8月の長雨

今日は桑名市内の住宅の建て方(上棟日)の予定したが、雨予想のため延期に。

日柄を尊重して、1本の柱だけを建てて、施主さま、大工さんと共にエアー上棟。

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建物廻りにあたる足場だけが建っている状態があちこちにあるようです。

このところ雨続き。それも晴れあがったり、急に土砂降りの雨になったりで、晴れているのに作業はできないと不満の溜まる天候です。今日も中止決定したのに、一時雨がぱらついただけでお昼に。午後激しく降ってきたので、ちょっと満足という不純な心もちです。

実篤記念館 アドバイザー訪問

武者小路実篤記念館のメンテナンス必要事項の確認に伺いました。

本館は30年以上、増築したほうも25年以上経っています。

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屋根や外壁の補修が計画されています。建物は素材感を重視した意匠となっているので、その風合いを維持していく補修は難しいところがあります。

外壁はコンクリートの仕上げを変えて、意匠を作っているので、単純な塗装による保護ではうまくいかないように思えます。

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平滑な打放しコンクリートとコタタキ仕上の組み合わせをうまく残していきたいところです。透明かつ光沢や濡れ色などの出ない保護補修材があると良いのですが。近年は手間のかかる仕上げが少なくなったので是非残したいところです。当時は材料自体の特質を表情として活かすことを手間を惜しまず作っていました。実際の施工は本当に根気のいる手作業で特殊技能の職人さんにやってもらった感じだったそうです。

本館の北面は深い庇と緑豊かな斜面に守られ、日射も風当りもなく、適度な湿気の好条件で30年以上経っても劣化してない部分です。

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金属屋根の勾配のあるところは、劣化は少なく保証期間を大幅に過ぎても想定通りの耐久性を保っているようです。勾配の少ないところは水や日射の影響を受けて傷みが見られます。

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金属色のムクリのある屋根の本館と新館の構成も大事にしたいところです。

大阪再訪

神戸での新規物件の現地確認に行った帰りに、昨年末に竣工した天一大阪に寄ってきました。

工事完了直後のオープンだったので、工事竣工写真もなかったので、手持ちで写真を撮って来ました。大阪駅の人通りは以前と変わらないほどになっていますが、レストラン街はノンアルコール・20時閉店でほとんど人がいません。

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窓の外に見えているのがJR大阪駅桜橋口ロータリー。

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天井高さ5mの1ルーム構成ですが、パーティション個室があります。やはり個室的なところの需要が高いようです。

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竣工写真 東京・日比谷

先日オープンした天一さまの新店舗を写真家の山口伊生人さんに撮影していただきました。

店舗の広さや、実際の店舗の明るさ加減をうまく撮られています。

撮影に立ち会いましたが、より良いものにするため照明の調整などやりつつ、5時間以上掛かってしまいました。写真撮影は根気が重要です。

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エントランス。共用通路から組格子を透かして店内が見えます。対面の店舗さんとビルの方にも協力していただき、共用通路の照明を消していただき、ファサードガラスへの余計な映り込みを無くしています。中央の金色の店舗マークはうるしに金箔をはり込んだものです。時間とともにいい具合に変色していくことを期待しています。通路正面は、三重の陶工半泥子さんの陶板画です。カウンターの大きな陶板画と一緒に今回作っていただきました。

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レセプション。関ヶ原の石屋さんで見つけた色合いがきれいで優しさのある石を使っています。日本の3銘石 岡山の北木石です。石材に加工してから何年も経っているのでその分まろやかになっているように思えます。古くから愛でられた日本産の上質な感じがあります。

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メインカウンターとホール。メインのカウンターはテーブル席と一体になった広々した空間になっています。カウンターは天一さまの店舗の中で最大の大きさ。テーブル席側は建具によって20名用の区切られた部屋になります。建具は金箔片を散りばめた越前和紙を使って半透過として、広がり感を損なわないようにしました。

大きなテーブルは神奈川県大山の楠の無垢材です。ここも日本産の優しい印象を大事にしました。

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座敷カウンター。少し奥まったところにある個室的なカウンター。引けのとれない部屋なので空間全体をとりにくいところです。揚げ手のブレ具合もちょうど良い感じです。

室内の撮影は難しく、いくら時間を使っても、自分でうまく撮るのは、運任せ的でした。今回設計で目指していた上質で静かな雰囲気、明るく広々した空間をうまく撮影していただけました。

ミニマムな要素の上質な空間を、写真では伝わらない部分は是非体感していただきたいと思います。

大安 地鎮祭

本日大安吉日。弊社設計施工の住宅の地鎮祭です。心配していた雨も降らず、良い日となりました。

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施主さまのご実家も至近、神主さんも施主さまのお知り合い、弊社で奉献したお酒も施主さまのご親戚の酒蔵(ご親戚とは知らずに、地元のお酒を選んだのですが)と古くからの集落にあるような身近な人たちで満たされた出来事となっていました。

敷地内にはよく育った柿木があります。残してあげたいところですが、残念ながら伐採です。最初に敷地を見に行った冬の頃にはこんなに大きくない印象だったですが。この木もお鎮めして着工します。

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祝!オープン

これまでいくつも店舗設計させていただいているてんぷら料理店 天一さまの新規店舗がオープンしました。場所は東京日比谷の外資系ホテル ザ・ペニンシュラ東京 内です。

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最高級グレードのホテルなので、店舗の内装も普段以上に上質を感じるものになるよう心掛けました。広い店舗面積が来店したお客様にも感じられるように、大きな空間を作っています。ホテル内の和食系の料理店との差別化を広さと明るさで印象付け、少し趣の違った上質感を作りたいと考えました。

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緊急事態宣言入りでお店の営業はアルコール無し20時までと出始めの状況はよくないですが、徐々に盛り上がっていってほしいです。

石膏ボード 工場見学

地元の石膏ボードメーカーの工場見学に行ってきました。

石膏ボードの国内メーカーは2社のみで、その1つが四日市市内に本社があるのは、全く自分とは関係ないことですが、ちょっと誇らしい感じがあります。

工場の存在はずっと前から知っていますが、今回初めて見学させていただきました。

石膏と紙だけでできているので、その作り方にはほとんど興味がなかったのですが、実際に作っている様子は予想できないものでした。

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生産ラインは300mの長さでできていて、その流れの中で製品化していきます。生産の様子を見るとこの生産ラインが無かった頃はどんなふうに作っていたのか想像もつきません。一般の最新工場の製造ラインはロボットのようなものが並ぶイメージですがここのラインは昔の工場のような無骨な鉄でつくられたレトロなもので、かなり昔から使い続けている感があります。作り方は生産ラインの源流といえるところで紙の上に粘性のある石膏を流しだし、その上に紙を載せて挟み込んでいきます。鉄のバーで厚みを整えつつ、ラインに従い固まって製品化していくセンサーなどないアナログな製法で、0.5mm以下の精度で作っているのがすごいところです。

石膏ボードの材料は、石膏は石炭火力発電所などの別の産物をつくる際に出る副産物、紙は段ボールなどの再生紙です。石膏を乾燥させる熱源は木屑を燃やしています。

昭和の時代から、全て他の産業の廃棄物を利用で持続可能社会のさきがけのような工場です。海に近い立地のため、伊勢湾台風で操業できなくなったそうで再建した工場は2階に生産ラインを設置しています。世界中でも2階にある工場はほかにないそうです。早くから将来を見据えてた企業です。

www.hattake.co.jp