八武組 設計ブログ

ハッタケグミ:三重県四日市市の建設会社 設計メモです

石膏ボード 工場見学

地元の石膏ボードメーカーの工場見学に行ってきました。

石膏ボードの国内メーカーは2社のみで、その1つが四日市市内に本社があるのは、全く自分とは関係ないことですが、ちょっと誇らしい感じがあります。

工場の存在はずっと前から知っていますが、今回初めて見学させていただきました。

石膏と紙だけでできているので、その作り方にはほとんど興味がなかったのですが、実際に作っている様子は予想できないものでした。

f:id:hatt88:20210417211005j:plain

生産ラインは300mの長さでできていて、その流れの中で製品化していきます。生産の様子を見るとこの生産ラインが無かった頃はどんなふうに作っていたのか想像もつきません。一般の最新工場の製造ラインはロボットのようなものが並ぶイメージですがここのラインは昔の工場のような無骨な鉄でつくられたレトロなもので、かなり昔から使い続けている感があります。作り方は生産ラインの源流といえるところで紙の上に粘性のある石膏を流しだし、その上に紙を載せて挟み込んでいきます。鉄のバーで厚みを整えつつ、ラインに従い固まって製品化していくセンサーなどないアナログな製法で、0.5mm以下の精度で作っているのがすごいところです。

石膏ボードの材料は、石膏は石炭火力発電所などの別の産物をつくる際に出る副産物、紙は段ボールなどの再生紙です。石膏を乾燥させる熱源は木屑を燃やしています。

昭和の時代から、全て他の産業の廃棄物を利用で持続可能社会のさきがけのような工場です。海に近い立地のため、伊勢湾台風で操業できなくなったそうで再建した工場は2階に生産ラインを設置しています。世界中でも2階にある工場はほかにないそうです。早くから将来を見据えてた企業です。

サイン 完了

調布市武者小路記念館から依頼いただいて、デザイン検討したサインが取付られました。

記念館すぐ手前の交差点から迷わず、入口に誘導する目印となるのが最大の目標でした。

入口部分には当然建物名称を示すサインがついているので、今回改修したサインとダブってつくことになります。

建物名称を示すサインは、建物のイメージに合わせたものになっているので、それとは異なるものとなるよう、グラフィック主体で文字を小さいものとし、使う色や文字フォントは、駅からの案内サインと同じものとしました。

f:id:hatt88:20210211105025j:plain

f:id:hatt88:20210211105011j:plain

図柄は実篤先生を一番連想するかぼちゃとしています。

f:id:hatt88:20210211113309j:plain
交差点からも視認でき、目標クリアです。

三重短大 授業協力

昨年12月のエスキースチェックの結果、今回は成果品の講評会です。

コロナ禍のため、学生さんは2教室に分かれて、半分はリモート講評会となりました。

メイン教室も通常の半分で少し熱量の上がらない条件でした。

f:id:hatt88:20210120143956j:plain

前回のエスキースチェック時は、例年以上のプランのまとまりを感じましたが、成果品としての完成度は例年よりできてない学生さんが多いような印象でした。コロナ禍の影響もあったように思えます。

毎年、きめ細かい配慮ですぐにでも建てられそうな案や、作るにはとても労力が掛かりそうだけれど空間構成が楽しそうな案があって、こちらの勉強となるところもある協力活動です。

ファサードの改装

日頃、共働させていただいている電気工事会社の社屋、入口廻りの改装計画をさせていただきました。

入口扉を開けた時の北風の侵入を防ぐ機能と工事業のハードな印象を和らげて企業イメージを上げる効果を付加したいと思いました。

既存建物の前面に通常より大きなガラスブロックをメイン要素とする完全自立のフレームを付加する計画としました。既存部の改装や構造的負担をできるだけ小さくすることを考慮したものです。構造的な強度はガラスブロック部分のみ必要で、鉄骨のフレームは既存の建物に対応したスケール感を大きな負荷なく見せることができます。施主さまには、こちらの思い伝え、細かな部分への配慮の集積が質の良さ印象につながることに、共感いただいて、当初のイメージのまま、竣工となりました。工事中のご不便も快く許容いただき心より感謝しています。植栽は奏さまにご協力いただいています。

f:id:hatt88:20201228101153j:plain

f:id:hatt88:20201228101232j:plain

以前からあったような立ち姿で、建物の質感アップがうまくできたと感じています。

2年くらい経てば、今回入れた植栽も育ち、より自然な印象になってくれると期待しています。

半泥子 廣永窯

設計中の店舗に半泥子さんの陶板画を入れることが決まり、計画中の店舗の説明に窯に伺いました。

夕方の訪問となり、山の深い感じが強められてます。前回日本橋の店舗に入れていただいた6年前の訪問から2度目です。

創作には、この環境が良い感じです。

f:id:hatt88:20201202165140j:plain

 

三重短大 授業協力

今年も三重短大の生活科学学科の設計授業、指導協力に行ってきました。

コロナ禍なので、通常の半分の人数ずつに教室を分け、個部指導もアクリル板で隔ててでした。若干声が聞こえにくいので、少し大きめに声を出すためか、いつも以上に目いっぱい話をした印象です。

今回は例年に比べ、プランニングをきちんとしたところまで進めている学生さんが多く、下手に指導して混乱しないようにと、ちょっと我慢な感じでした。その分最終成果の完成度は高いかなと期待しています。

いつも感じますが、学生さんたちは熱心で、建築に魅力を感じる人たちがまだまだ後に続いてくれそうでホッとします。

(指導に熱が入って、様子の写真を撮り忘れました)。

 

 

 

 

木造上棟

教会の教職舎の上棟です。

畑の真ん中の敷地なので、風が心配でしたが、明け方までの強風がおさまって、上棟日和となりました。

f:id:hatt88:20201128092052j:plain

既存建物と一体的に見えるよう、位置・形状・色合いを検討しました。

乞うご期待。

www.hattake.co.jp