八武組 設計ブログ

ハッタケグミ:三重県四日市市の建設会社 設計メモです

日本建築家協会 役員会・例会

建築家協会の役員会と例会に出席。

今期最初の会なので、今期事業計画の表明が主な内容です。

会員のための研修会の計画のほか、一般の方々への働き掛けとして昨年以上にイベントを企画しています。

6月16日は主に専門家に向けたセミナー。最近注目されている建築家 末光さんの講演です

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11月には会員と一般の人たちがいっしょに、建築に関わるものを見に行く建築ウォッチング。来年2月には今注目される建築家を招いて行われている文化講演会を今年も開催します。

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ブリテン会議

日本建築家協会 三重地域会の広報委員長を気軽な気持ちで引き受けたら、東海支部の機関紙の編集会議(ブリテン会議)にも毎月出席しなければならないことになってました。

第1回の会議に出席。新たに加わったのは三重の私と静岡の大橋さん。皆さん、ものを書くのに慣れているようで、寄稿についても準備万端のようすでした。文書を書くのはかなり苦手なので、この機会ですこしうまくなれるとよいのですが。。

機関紙 アーキテクトは毎月発行で建築関わる連載記事と東海地域の各県地域会の活動を掲載しています。機関紙を出してる地域は少ないそうです。

機関紙ARCHITECT | JIA 公益社団法人日本建築家協会 東海支部

 

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ときがわ町せせらぎホール

実篤先生の新しき村の近くに鈴木恂先生の設計したせせらぎホールがあります。ホールという名称ですが体育館と武道場の施設です。1994年竣工。

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鈴木先生幾何学で通すシンプルで力つよいフォルムと先生の大好きなコンクリート打放しの表現で迫力があります。私が学生のころお話を伺うことがよくあったのですが、先生は多方面の著名人とつながりがあって、作品はストイック・ミニマムな表現で現代アートの印象があって憧れの存在でした。この建物も円と山形の強い印象です。

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観客席外周はランニングコース。完全な横連窓。コンクリートの強い表情が水平の切れ味をより強めます

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武道場への階段。天井は折れた面のコンクリート打放しの天井。

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武道場は外観の山側を使ったハイサイドライト

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建具も鈴木先生が良くやられるシンプルな直線の構成によるものです(上部はトップライトです)

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残念なことに外装は塗装に改装中でした。もう少し早く来ればコンクリート打放しの外観が見れたようです。

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新しき村

作家・武者小路実篤先生とその同士によって開かれた理想郷「新しき村」に行ってきました。当初は宮崎県に開村されましたが、ダム建設により移転、現在は埼玉県毛呂山町一般財団法人として共同体が存続しています。主に農業を営んでいます。

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2つの谷筋とその間の台地が村の領域です。谷のほとんどは水田、台地の上は茶畑と梅林、椎茸もつくっています。東京都調布市にある武者小路実篤記念館の庭にある2本の梅の木も、開館を記念してこの村から移植したものです。

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新しき村美術館には、実篤先生の書画、蔵書などがかなりの量あります。書画は常に見られる点数は調布市の記念館より多いような気がします。

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実篤先生の設計についてのメモが残っている増田荘がメモ書きの通りに建ってます

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谷を挟む近隣は住宅地です。取り残された印象ですが、近くに駅伝で校名が聞かれる城西大学があり、運動部のランニングコースの一部となっているので、若い人が通るので寂しい感じはありません。訪れる人も少ないようです。

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村内にソーラーパネルで発電しているのも意外に現代的。全部まかなっているならむしろ先進的です。

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鈴木三重県知事 講演会

日本建築家協会三重地域会の年初の総会に合わせて、会員対象とした鈴木三重県知事の講演会がありました。

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建築家が対象ということで「みえの防災・減災」と題する講演で、知事が行っている県政の報告が主な内容でした。

全国知事会の防災部会長を務められているそうで、精力的に多くのことに取り組まれています。防災訓練の官民一体となった実践的な訓練への変更、SNSを利用した情報共有の仕組みつくりなど、他に先んじるような動きです。他自治体との連携、災害後の補助の強化に取り組んでいます。建築家協会としても、他被災自治体への人員派遣や災害後の対応についての勉強会への参加などの活動を行っているので、県とのつながりの強化の申し入れました。

この2日前にも別の会で知事のお話を伺ったところでした。前の会は地元中小企業に向けた施策についての報告でこちらも多くのことを進めれていて、全部知事判断によるところとなると、じっくり考える時間はないのではと思うほどでした。

 

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温浴施設 小改装

会社として20年ほどのお付き合いとなる四日市市内の温浴施設で3日間の小改装を行いました。年中無休のやる気ある施設なので、いつも工事は短期勝負です。今回の大半は設備改修で建築の作業は屋上ハッチのメンテナンスとレストランホールの内装板張・畳替え・テーブル席の導入です。

7年ほど前から、同世代の当施設の社長さんと施設の将来継続のためのソフト・ハード面の改変を検討しています。巨大施設ように遠方からの来客を将来長年にわたり確保することは難しいと考え、地域の人たちのコンビニエンスな存在・地域の一部となる存在として、現状の集客を維持していくことを目指しています。3年ほど前からは地元桜祭りや盆踊りイベントを自治会と協力して行うなど地域とのつながりを強めていっています。

大々的な改装は難しいので、そのつど部分を限って今来ていただいているお客さんのニーズに沿った改善を行ってきています。今回のホールの改装は、高齢者の求めるテーブル席の増強と多くのファンが通う大衆演劇の芝居小屋としての雰囲気つくりです。

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舞台側ホールの壁を杉板張りとしました。痛みやすい腰壁部分の耐久性もあがります。

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ホール後半部は全て低めのテーブル席としました。高齢者に優しく視線があがったので見易さ、演ずる側もお客さんのボリューム感が上がってやる気があがる効果があると思います。明るい色合いにしたので、室内が明るくなり、雰囲気も現代風になりました。

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劇団の垂れ幕を並べると改装部分の印層は薄れますが、建築があまり主張しすぎないのが良い仕事と思っています。

建設30年ほどとなる施設で、すこしくたびれているところはありますが、毎日お湯を抜いての清掃を行い気持ちよく入浴してほしいという従業員の熱意と広々とした浴室、豊富な湯量の温泉は新規施設の比でなく気持ち良いです。また弊社会長が20年前に石屋さんと現場デザインで作った露天風呂は野趣に富み開放的で自慢できる出来栄えです。ぜひ訪れてみてください。

健康ランド ユーユー・カイカン | 飲める天然温泉と大衆演劇

 

 

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祝 上棟

川に面して建つ家が上棟しました。

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手前異見える築80年の母屋との屋根の並びもイメージ通りです。

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細い田舎道に連なる家並みを継続させるよう、ファサードの連続に配慮したため、

工事のためのスペースが限られています。現在の作業効率に欠かせないレッカー車のスペースをご近所さんの協力を得ながら、何とか確保しました。スペースの狭さと旧家を継承する構成部材を見えせるつくりのため、いつも以上に時間を掛けた上棟でした。

許可、申請とかが長かった家ですが、いよいよ現物作業にかかってきます。

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www.hattake.co.jp