八武組 設計ブログ

ハッタケグミ:三重県四日市市の建設会社 設計メモです

サイン 完了

調布市武者小路記念館から依頼いただいて、デザイン検討したサインが取付られました。

記念館すぐ手前の交差点から迷わず、入口に誘導する目印となるのが最大の目標でした。

入口部分には当然建物名称を示すサインがついているので、今回改修したサインとダブってつくことになります。

建物名称を示すサインは、建物のイメージに合わせたものになっているので、それとは異なるものとなるよう、グラフィック主体で文字を小さいものとし、使う色や文字フォントは、駅からの案内サインと同じものとしました。

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図柄は実篤先生を一番連想するかぼちゃとしています。

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交差点からも視認でき、目標クリアです。

三重短大 授業協力

昨年12月のエスキースチェックの結果、今回は成果品の講評会です。

コロナ禍のため、学生さんは2教室に分かれて、半分はリモート講評会となりました。

メイン教室も通常の半分で少し熱量の上がらない条件でした。

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前回のエスキースチェック時は、例年以上のプランのまとまりを感じましたが、成果品としての完成度は例年よりできてない学生さんが多いような印象でした。コロナ禍の影響もあったように思えます。

毎年、きめ細かい配慮ですぐにでも建てられそうな案や、作るにはとても労力が掛かりそうだけれど空間構成が楽しそうな案があって、こちらの勉強となるところもある協力活動です。

ファサードの改装

日頃、共働させていただいている電気工事会社の社屋、入口廻りの改装計画をさせていただきました。

入口扉を開けた時の北風の侵入を防ぐ機能と工事業のハードな印象を和らげて企業イメージを上げる効果を付加したいと思いました。

既存建物の前面に通常より大きなガラスブロックをメイン要素とする完全自立のフレームを付加する計画としました。既存部の改装や構造的負担をできるだけ小さくすることを考慮したものです。構造的な強度はガラスブロック部分のみ必要で、鉄骨のフレームは既存の建物に対応したスケール感を大きな負荷なく見せることができます。施主さまには、こちらの思い伝え、細かな部分への配慮の集積が質の良さ印象につながることに、共感いただいて、当初のイメージのまま、竣工となりました。工事中のご不便も快く許容いただき心より感謝しています。植栽は奏さまにご協力いただいています。

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以前からあったような立ち姿で、建物の質感アップがうまくできたと感じています。

2年くらい経てば、今回入れた植栽も育ち、より自然な印象になってくれると期待しています。

半泥子 廣永窯

設計中の店舗に半泥子さんの陶板画を入れることが決まり、計画中の店舗の説明に窯に伺いました。

夕方の訪問となり、山の深い感じが強められてます。前回日本橋の店舗に入れていただいた6年前の訪問から2度目です。

創作には、この環境が良い感じです。

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三重短大 授業協力

今年も三重短大の生活科学学科の設計授業、指導協力に行ってきました。

コロナ禍なので、通常の半分の人数ずつに教室を分け、個部指導もアクリル板で隔ててでした。若干声が聞こえにくいので、少し大きめに声を出すためか、いつも以上に目いっぱい話をした印象です。

今回は例年に比べ、プランニングをきちんとしたところまで進めている学生さんが多く、下手に指導して混乱しないようにと、ちょっと我慢な感じでした。その分最終成果の完成度は高いかなと期待しています。

いつも感じますが、学生さんたちは熱心で、建築に魅力を感じる人たちがまだまだ後に続いてくれそうでホッとします。

(指導に熱が入って、様子の写真を撮り忘れました)。

 

 

 

 

木造上棟

教会の教職舎の上棟です。

畑の真ん中の敷地なので、風が心配でしたが、明け方までの強風がおさまって、上棟日和となりました。

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既存建物と一体的に見えるよう、位置・形状・色合いを検討しました。

乞うご期待。

小鉄骨上棟

鉄骨仕事が続きます。

日頃、共働していただいている電気工事業の社屋の改装で、エントランス部分をグレードアップする計画です。

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自立のスクリーンフレームの上棟(組み上げ?)です。目に近いところでシンプルな形状とするため、ボルト留めではなく、現場溶接としています。

機能以上に意匠を重視する鉄骨工事なので、先日の工場の上棟より、細心の注意が必要です。

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