八武組 設計ブログ

ハッタケグミ:三重県四日市市の建設会社 設計メモです

白河市立図書館

福島県白河市白河市立図書館を見てきました。

設計は第一工房です

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第一工房の建物は、どれもきちんとしていて厳格な印象があり、代表の高橋さんの妥協を許さない姿勢がよく感じらます。明るく解放感も確保された建物です。

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図書館の裏は白河駅で、鉄道に沿って長く閲覧席が設けられていて、列車の動きがよく見えます。鉄道好きにとっては本を読むこと以上に、楽しい席でしょう(あまり列車本数は多くないようですが)。

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公共施設のなかで、図書館はいつも市民が訪れる優れた機能を持っています。車社会の地方で駅前に図書館を立地するのは、駅のにぎわいを維持するのに有効だと思います。

白河駅自体はかなりさびしい印象です。この日はイベントで駅前はにぎわっていましたが。

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追伸:白河で、古民家(古商店)を利用したフランス料理店をみつけました

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若い方が運営さえているようで、高級というのではなく、町の食堂という雰囲気で、好印象です。昔店舗だった入口土間がオープンキッチンで、奥の部屋が食事スペースになっています。改造費用を抑えてほとんどそのままで使って、ラフな感じですが、古いものの良さが伝わってきます。建物はすこし傷んでいるものの立派な木造家屋です。

「リールエリール」・福島県白河市二番46

 

 

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