八武組 設計ブログ

ハッタケグミ:三重県四日市市の建設会社 設計メモです

お白石持行事

AM7:30結団式開始。今朝の参加者は、約2000人(奉献車2台で)ほどです。今日は三重県鈴木知事も参加されています。結団式の壇上にも上がって「えんやー」と掛け声合わせしてを盛り上げていらっしゃいました

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奉献車の引き綱は240mで2本、綱の両側に240人ずつ、計960人(1台あたり)です。神宮への参道であるおはらい町800mを曳きます。綱を引く人、掛け声を掛け先導する人、沿道でお茶を出したり声をかけてくれる地元の人たち、初対面ですが、一体感があって日本人の融和な性格がうれしく感じられます(ごくわずかに外国人の方も参加されてします)。

 

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奉献車曳きは鳥居手前までです。五十鈴川を渡り、手を清め、お運びするこぶし半分くらいの大きさのお白石を一つ受け取ります。通常の経路を通り、新しいお社に向かいます。まじかにみられるのは基本的には遷宮の時だけです。真新しいヒノキは、樹齢200年以上の木が使われおり、他で見ることはまずない立派さです。古代の形式で構成した無骨な建物ですが、きちんと仕上げらえた木材、屋根の茅葺、彫金された金物で洗練された印象もありました。新品好き・高品質好きの日本人好みといえるでしょう。

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AM10:30お勤め終了でした。

本物のお社を真近にみることは、こういった機会しかありませんが、今回遷宮に合わせ、外宮内に式年遷宮記念せんぐう館が建設されました。せんぐう館には、実物大の

部分模型(作りは本物と同じ)が展示されています。今年は伊勢参りの良い機会です。多くの方がお参りいただきたいと思います。

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