1月に住宅の相談で伺った房総半島の真ん中に位置する敷地を再度訪れました。
千葉は高い山がなく、丘と田畑ののんきな印象の地形と思っていましたが、計画地のあたりは切ったった崖地が多くあります。そういえばチバニアン「千葉時代」と呼ばれる古い地層が見られるのも、この付近でした。
敷地は写真も森の頂、樹形のよい針葉樹のあるところ、高さ30mほどの崖地の上です。
敷地からの眺め。ほぼ人家の見えない好立地。田んぼがあるのも原始風景になりすぎずむしろ良いかと。
東京からのアプローチとなる道路が計画地まで整備されていて、都心から1時間くらいで来られます。その先は鴨川につながり、観光アクセスが良くなると伺ったので、鴨川まで行ってみることにしました。
広い道路は敷地までで、その先は細い山道、かろうじて舗装はされていますが、途中で途切れてしまいそうな林道です。たくさんの素掘りのトンネルを抜けていきます。今までのイメージとは違う山深い千葉の風景で、魅力度がアップしました。
房総の家々は生け垣に囲まれているのが特徴です。以前外房のホテルを計画していた際にも見ていましたが、イヌマキを主体とした密度の濃い生け垣と低く伏せた寄せ棟の住宅がこの地域を特徴つけているように感じます。
残していきたい風景です。
外房の海、キレイです。
以前計画していたホテル付近↓。土地は以前のまま。海は東京オリンピックのサーフィン会場に至近で、サーファーでにぎわっていました。