TOTOのギャラリーで行われている、プロダクトデザイン~建築設計のトラフさんの展覧会。
これまでの仕事を紹介する展覧会ですが、ジオラマ的に紹介している展示物そのものが楽しそうで、個々のプロジェクトの印象が薄いほどです。別室映像展示もそのジオラマ展示の中に入った様子を写したもので、かなりの熱意を入れたことがわかります。
これまでの作品のなかをNゲージの丸太列車が走ります
キレイな形を見せることより、物のなりたちや、見方をかえることでの気づきを見せるデザインのやり方は、建築家のなすデザインとして、あるべき姿だと共感します。それをキレイ見せるところが優れている方たちなのでしょう。
養生ネットのプリーツ間仕切り
汎用品をつかって、これまでにない魅力を見せることも、コスト増は回避できないので、それを許容させる昇華度合、出資者の理解と余裕がないとなかなか通らないです。