木造についての勉強会、三重木造塾の第2回は著名な建築家である竹原義二さんの講演会です。竹原さんの作品は木を表した自然素材を活かした住宅が有名です。
今回の会場は、竹原さんのリクエストで三重大学のレイモンドホールです。せっかくの機会なのでレイモンドの作品でと起ってのご希望でしたが、冷房設備がないのを確認しなかったとのことで、本日33度の気温で、キツイ講演会となりました。
準備した講演資料がパソコンから出せないということでしたが、レイモンドホールの特徴を使いながらの特別仕立てで、今取り組んでいる事項を、わかりやすく愉快にお話いただきました。
今取り組んでいらっしゃるのは、子供たちへ本物の建物を経験させることと、障害者芸術を広め、評価を高めていく活動です。どちらも手間を惜しまないことが、いかに素晴らしいものをつくれるかということにつながっています。一般の建築が、手間を少なく、諸問題の発生を極力避けることに傾向してしまっていることに苦言を呈しています。