八武組 設計ブログ

ハッタケグミ:三重県四日市市の建設会社 設計メモです

八ヶ岳の建物

以前通りかかった時に、気になっていた建物が完成したようです。

八ヶ岳のすそ野を通る広域農道沿いの蔵です。

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建物をみていたら、オーナーらしき年配の女性が、築100年以上の蔵をようやく復元し、今は主にギャラリーとして使っていて、今夕はミニコンサートが開かれると説明してくれました。

この広域農道は集落から離れた畑の中を通っているのは、四日市のミルクロードとかと同じですが、見晴らしの良いところを通っていることもあり、八ヶ岳観光の道としても役立っていて、観光客の相手の施設が少しずつ建ってきています。チェーン店的な店は今のところありません。この蔵に隣接して農業食堂(レストラン)、道の並びには、パンやとカフェが新しくできてます。オーナーらしき女性、写真ある少し古いBMWのオープンカーに乗っていて、スマートな印象の方でした。

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並びのカフェとパンや↓(裏側なので雰囲気は伝わらないですが)

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2年ほど前の姿は↓。

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以前は外側に骨組みがあって部分的にガラスが嵌められていました。蔵を再生して活用していきたいという掲示があったのですが、閉鎖された空間と透明な開放された部分で構成されていたので、どのような使われ方がされるのか興味深々でした。

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閉鎖部の壁は木の板に木釘が一面に刺してあって非常に刺激的(厚い土壁の下地として通常の形式なのですが、そのまま露出の様子は工事中しか見られないので)。

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オープンの空間もそこそこ広くて、遠くには八ヶ岳が望め、活用が楽しみな感じでした。

 

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