八武組 設計ブログ

ハッタケグミ:三重県四日市市の建設会社 設計メモです

トークイベント

武蔵野美大が開催するインテリアデザイナー片山正通さんとファッションデザイナー相澤陽介さんの対談イベントに行ってきました。

お二人とも世界の有名なブランドをクライアントとして活躍する第一人者です。対談の内容は武蔵野美大で行った課題を振り返るものでした。普通の建築学科の講義で有名建築家が指導することは多いですが、クライアントになる側の方がかかわるのは、幅広いデザイン分野に人を排出している美大ならではの興味深いプログラムだと思います。また3年生の初めて設計課題は、4つの課題を熟した4年生が同じ課題に取り組み、プレゼも一緒となっている授業形態は、何をやってよいかわからない3年生とそんな3年生には負けられない4年生の両方にかなり効果のあるものだと思いました。

片山さんもお手本として作成した案を説明されましたが、課題設定の面白さはあっても実際には作らないので、コンセプトが綺麗に表現されているだけ実現した店舗にある面白み(凄み)は希薄な印象でした。やはり面白くなるのは、いろんな事柄を解決し時間をかけて煮詰めていくことを通してなのでしょう。相澤さんのお話は知らない世界のこと興味深く聞くことができました。

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