永年のお付き合いのあるユーユーカイカンさんの研修企画で、富士宮やきそばで有名な富士宮に行ってきました。
行先は焼きそば屋の多く集まる富士山本宮浅間大社付近です。浅間大社は富士山５合目以上を納める由緒ある神社です。本殿は「浅間造り」といわれる珍しい２階建ての形態です。
ここのもっとも魅力的なのは、富士山の溶岩を通った豊富な湧水のある湧玉池です。２０万トン/日の湧水の池はとてもきれいです。ニジマスもたくさん泳いでいます。
研修旅行なので、講師の方からお話が伺えます。今回は富士宮やきそばを全国に広めた元市役所企画課の方です。やきそば以前に町おこしのために、地域の多くの人を集めて街の魅力を探していたそうです。富士宮やきそばは、際立った特徴はないのに、全国から人を集めるほどに仕立てのは、たいへんな努力だと思います。やきそばを見込んで「伊勢のおかげ横丁」に倣ってやきそばやを集めた「お宮横丁」を作る個人の方がいたりしてなかなかのやり手がそろっていたのでしょう。
大社の前の道路は、電線の地中化と店舗のショウウィンドゥ化、セットバックによる歩道の拡幅など、街をきれいにする試みを実施しています。景観はきれいになりましたが道路が幅広くなって自動車が行き交うので、歩いて楽しむ感じにはなっていないのが残念です。街歩きの楽しさのためには車の入らない細い道を重要視した方がよいと思います。
余談ですが、企画していただいた智積の温浴施設ユーユーカイカンさんの露天風呂は弊社会長が石屋さんと個々の石を見ながら、現場で組み上げた自慢の露天風呂です。
↓ユーユーカイカン露天風呂です
