5年前に作らせていただいた学童保育所を増築しました。
少子化の世の中で、増築は予想外でした。当初は別棟で建てられないかとのご相談でしたが限られた敷地で効率よく使える部屋をつくるには、既存(といってもプレハブの転用建物だった)を壊して2階建てをつくるほうが良いとの判断となりました。その工事間、隣接の小学校の教室を使わせていただくお願いが通り既存取り壊し、新しく増築となったのです。
建物の長さが倍以上になり、校舎のようになりました。昔あった木造校舎が思い出されます。左半分が今回の増築部。入口は前回建物と一体になっています。かつて学区内にたくさんあった万古焼の工場をイメージした黒い外壁です。
↑ 増築前の建物
以前窓だったところを通路としてつかっています。
内部は前の建物を踏襲し梁を見せて屋根型に沿った天井となっています。
繋がると奥行感があって広く感じます。