若い家族のための35坪ほどの住宅。新型コロナウィルスの影響でおおよそ1ヶ月遅れの引渡しとなりました。
大きいとはいえない家なので、窓を大きくし開放感を重視しました。住宅地の真ん中で道路を通る大半は同じ街区に人たちで、若い家族の楽しい雰囲気が外に染み出すのもよいかなと考ええました。広いオープンスペースに面した屋根つきのテラスを遊び場としていろいろ楽しんでもらえればと思います。
1階は1つの空間として広さを感じられるよう、引き戸で区分けし、開ければ一室感があるよう建具納まりも少し工夫しています。
大きな部屋にため、ハウスメーカーの住宅ではあまり見られない独立柱もあります。ヒノキ材として、木のキレイさも感じてもらうようにしています。
内装は施主さんのセレクトです。自分で選ぶのとは違って若い感性で新鮮です。
夫婦にとって一生の居場所として十分な家となりました。