パナソニックの内装製品の実物確認のついでに、パナソニックミュージアムで開催されている深澤直人展 AMBIENTを見てきました
パナソニック、無印良品、auの携帯、イタリアの有名家具メーカーの製品などをプロダクトデザインを手掛けています。私の思う深澤さんデザインの魅力は「ふつう」な印象の中のきれいさ、心地良さです。
機能的、便利なことをだけを考えて作ると、素敵に見えない(かっこよくない)ものになってしまうように思います。便利だけど持っていて嬉しいという気持ちにはなれないです。
深澤さんは永く、「ふつう」「匿名性」を考えてデザインされています。機能的な面を十分配慮され、うまくバランスの良いところを見つけられています。普遍性のあるデザインで永く使うことにもつながると思います。(匿名性といっても、深澤さんデザインとわかってしまうデザインではありますが)
特徴ある線を使わない中立的なデザインは、個性の主張の少ない日本人の特質になったいるように思います。その特性は建築界では評価され、現在世界中の建築家の注目的となっています。プロダクトデザインでもシンプルで主張の弱いデザインは、世界に売れるものではないかと思います
オークの1枚板のテーブル。単純に脚がついているという表現で、脚のサイズなどを検討したというもの。普通できれいです