八武組 設計ブログ

ハッタケグミ:三重県四日市市の建設会社 設計メモです

古民家再生 見学

多気町の山路工務店さんのご案内で多気町上出江の古民家再生事例を見学してきました。

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設備・断熱をいれた改装費用は新築の60-70%くらいだそうで、低コストで再生した印象です。施主さんは設計士さんで、役場のあっせんで町内の物件の中から、この家を選んで購入されたそうです。程度の良いものだったので、改修費用が抑えられたのでしょう。施工の方に伺うと水回りのところは土台を取り換えたようですが、屋根は触らず、柱の継などもなかったとのことです。

この地区には同様な形態の古民家の空き家が数件ありました。役場の方も見に来られていて、このような物件が増えて、住民が増えるように力をいれているとおっしゃっていました。

この日は、古民家保存会の耐震診断の実演もありました。その方法は、外部地面と建物内に振動計を設置し、双方の揺れを計測し、建物の周期を見ることで耐震能力を推測するものです。この古民家は見えない部分で金物補強などを施し、相当の地震では倒壊しないと判定できているそうです(この診断とは別に耐震設計をしているそうですが)。

新築で古民家のような開放的な家をつくる法的認定はできていませんが、改修の場合の安心感には効果的な診断となっています。

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