築20数年のハウスメーカーの家の改築進行中です。
当時、家族4人のための一般的な日本家屋を親世帯2人と子世帯4人家族のための2世帯住宅に変更しています。数案の計画検討を経て、次の世代での再改築も想定して、現状を極力残して、足りない要素のみの増築を主としたものに決まりました。
将来的にも、親世帯は1階で生活できるようにと、既存家屋に平屋を継ぎ足す形としています。またそれぞれ世帯がより広く明るいスペースで生活できるよう、従来あった座敷、仏間の和室部分をダイニングリビングとして、実質必要な部屋のみの構成となっています。
親世帯は元和室の続き間を一体に。写真正面にシステムキッチンが設置されます。
このような既存を含めた増改築に対応しやすいのも、在来軸組工法のメリットです。