市内住宅地に建つ夫婦2人のための住宅です。
敷地の半分にあたる趣味の畑に南面した都会暮らしの人にとっては羨ましい家です。
車からぬれずに家に入れるよう広めのピロティをもった玄関です。玄関廻りだけは板張りとしています。
リビングから庭(畑ですが)が一望です。農作業がしやすいよう、軒下空間が取って
あります。この部分屋根はリビングに陽光が十分入るよう半透過の屋根です。
もともと畑だったので、野菜の果樹の緑はありますが、住むための植栽はこれからです。
キッチンに立つとダイニング越しに庭の奥まで見通せます。
2階は奥様用のスペースとして、お姫様チックな内装としました。
お城の塔の上の小部屋のイメージで、3mの高い天井高さとしています。シャンデリアも栄えます。
赤が印象的な手洗いと緑の小部屋もつくりました。スウェーデン製の深い緑の壁紙がとても綺麗です。
1階の手洗いは、来訪者がゆったり使えるよう、大きめの手洗いボールを設置しています。ゆとりあるトイレは、高齢対策にも有効です。
人通りのある道路に面する1階の窓は少し高い位置設定し、外からの視線が通らないよう配慮しました。