八武組 設計ブログ

ハッタケグミ:三重県四日市市の建設会社 設計メモです

耐震補強の効果

春の企画展の資料確認のため、調布市の武者小路実篤旧邸に。昭和36年竣工で、15年ほど前に見た目わからないようにこっそり耐震補強をして、東日本震災も建物被害なくやり過ごしました。内部アトリエは創作活動当時のまま。数年前に国の有形文化財に登録され…

耐震補強の効果

春の企画展の資料確認のため、調布市の武者小路実篤旧邸に。昭和36年竣工で、15年ほど前に見た目わからないようにこっそり耐震補強をして、東日本震災も建物被害なくやり過ごしました。内部アトリエは創作活動当時のまま。数年前に国の有形文化財に登録され…

新店舗オープン

日本橋三越内に天一さまの新店舗がオープンしました。天一さまの店舗15店目です。 今回は和風の店舗となっています。百貨店の要望で店舗境をオープンにするものとなりました。和の空間の特徴である奥に続く構成とし、落ち着いたゾーンも作っています。 柔ら…

建築文化講演会 長坂常さん

所属している日本建築家協会三重地域会の主催する建築文化講演会がありました。毎年1回世界的に活躍している建築家の方に三重県に来てもらって講演していただく会です。近年はWebをつかって聴講をすることができるようになりましたが、直接お会いできる機…

バスタ四日市

近鉄四日市駅前では各方面への起点となるバスターミナル(バスタ四日市)の建設工事が進んでします。1kmほど離れたところにあるJRと近鉄四日市駅を結ぶ幅員50mの 通りを改造していく計画です。 今年6月に市の発表した資料で概要が分かります。近鉄駅…

羽島市役所旧本庁舎 解体の危機

坂倉準三設計の羽島市役所旧本庁舎(1959年竣工・2003年DOCOMOMO100選)は解体準備予算が可決され、解体に向けて具体的に進んでいる状況にあります。10月1日市内の不二羽島文化センターにて市民有志による「羽島市役所旧本庁舎の利活用に関するシンポジウム…

社員研修@鹿児島

社員研修旅行で鹿児島に行きました。研修+懇親・慰安の旅行です。 鹿児島県の名所を巡りました。人気の施設、見に行きたかった建築を見てきました。 霧島市城山公園 市民のための公園といったところで、小さな観覧車やミニゴーカートなどの遊具がありしたが…

実篤旧邸

施設管理のコンサルタントを引き受けている調布市武者小路実篤記念館に、今年のメンテ工事の確認に伺いました。 記念館に隣接して旧実篤邸が庭とともに実篤公園として保存公開されています。 夏を越えて、木々が一層成長しています。実篤先生が住まわれたこ…

津島市の教会 献堂式

昨年末より、建築してきたカトリック津島愛西教会が無事完成し、献堂式が行われました。設計は時空間計画 田代輝久さんです。田代さんは東京四谷の聖イグナチオ教会や鹿児島カテドラル ザビエル記念聖堂を設計した実績十分な方で超有名教会に並ぶ教会を建設…

旧羽島市庁舎 利活用シンポジウム

新庁舎が運用され閉鎖された旧市庁舎と坂倉準三の生家の酒蔵を含む羽島の街並みの見学会とともに、利活用を考えるシンポジュウムが開かれました。シンポジュウムの会場は旧庁舎と同じ坂倉建築研究所の設計の市民会館です。100名を越える会となりました。 羽…

津島市の教会 上棟

津島市の木造教会、26日上棟式でした。 1階建て木造の教会建築ですが、聖堂部分は天井の高いと特別な空間となっています。 その空間をつくる梁は、2段の梁材をV型の斜材でつなぐ形状となっています。梁を構成する部材の接点が製作金物となっています。傾斜…

前橋のまちづくり

群馬県前橋市の中心部商店街に著名建築家が手掛けた建物が集っていると知り、見てきました。 最も目立つのは藤本壮介さんのホテルの白井屋ホテル改修です。その近くの商店街の中に若手の建築家が店舗をつくっています。メガネチェーン店のJINSさんが地元活性…

千葉の風景

1月に住宅の相談で伺った房総半島の真ん中に位置する敷地を再度訪れました。 千葉は高い山がなく、丘と田畑ののんきな印象の地形と思っていましたが、計画地のあたりは切ったった崖地が多くあります。そういえばチバニアン「千葉時代」と呼ばれる古い地層が…

建築文化講演会2023

所属する日本建築家協会三重地域会が主催する建築文化講演会が催されえました。 今回の講演は永山祐子さんで「建築というきっかけ」と題しています。 およそ100名の聴衆でした。 ドバイ万博の日本館や間もなく完成する新宿歌舞伎町の超高層ビル、個人邸など…

環境建築?

名古屋市内の環境建物をみる見学会に参加。 タマディック名古屋ビル。設計は坂茂さんです。無垢の木を積層したものをたくさん使っています。板とか棒がこれまでの木の建材のありかたでしたが、塊として木を使います。一般にはそのまま積むことでログハウスの…

三重短大 設計授業

三重短大の設計授業協力。今年度2回目の授業参加でした。前回12月の設計案指導の成果を評価する授業です。 昨年はコロナ拡大の時期と重なり、成果の講評会は行えませんでしたので、2年ぶりの講評会参加となりました。1ヵ月前の指導がどのくらい役立ったか気…

若い世代の平屋住宅

年末に平屋住宅が竣工引渡しいたしました。 敷地の余裕があり、平屋ならではの広々した家ができました。 総2階建てに比べるとコストの掛かってしまう平屋なので必要最小限の部屋割りにするようプランニングしています。階段が無いのと廊下が最小となるので居…

住宅団地の家

かなり以前に開発された団地の中での、建替え住宅の引渡しです。 建替え前は、増築により日射の入りにくい構成となっていましたので、南側に極力空きスペースを確保し、各室に日射が十分入るように計画しました。 また複数台の車がスムーズに駐車できるよう…

設計授業協力

4年ほど前から、関わっている三重短大1年生の住宅設計指導に今年も行ってきました。 昨年はコロナ感染拡大で、最終成果が見られなかったり、影響大でしたが、今年はコロナ前の授業体制に戻った感じです。 今年の出題は南側の間口が北より狭く、伊勢鉄道の高…

地鎮祭

施工を担当させていただくカトリック教会の地鎮祭でした。 キリスト教の地鎮祭は初めてです。教会建設のための最初の石を置く定礎式にあたるとのことです。キリスト教域では組石造なので、木造にぴったりのものないようです。日本の神式をの共通点は鍬入れや…

まちづくり 研修会

このところ、講演会が続きます。コロナ禍で控えていたイベントが復活したせいもあるでしょう。 日本建築家協会 三重地域会の会員のための研修講演会です。東海地区で活躍されている建築家、大学の先生をお招きして、活動を伺う会です。 今回は名古屋市立大学…

講演会

お世話になっている建材屋さんが主催する堀部安嗣さんの講演会に行ってきました。 創立60周年を記念する講演会で600名入るホールを借りての大イベントでした。 堀部さんのお話しは15年前、5年前とこれまで2度の機会があって今回で3回目です。 堀部さんは自然…

山本理顕さん講演会

名古屋大学オークマホールで催された山本理顕さんの講演会拝聴してきました。 今春竣工した名古屋造形大学名古屋校舎についての講演でした。 開かれた大学を目指し、プランも建物もオープンな施設です。既設の地下鉄の上に建てる建物で地下に荷重を掛けられ…

伊勢の空き家

所属している日本建築家協会三重地域会の催しの建築ウォッチング、建築好きを集めて街を見て回るイベントに参加しました。コロナ禍になってから県内の街を歩く会が続いています。今回は私がまとめた会報誌の空き家特集に関連して、伊勢の空き家活用を見に行…

応急危険度判定セミナー

世田谷区の応急危険度判定セミナーに参加してきました。世田谷区内の倒壊想定戸数は5万戸だそうで、現状ボランティア判定員は285名が登録しています。2人1組で1日20件を判定する想定なので17日掛かることとなります。 世田谷区の取り組みは丁寧で判定実地の…

福井の建物

設計業務の一環として所属しているNPO法人の研修に参加して、福井市近辺の建物を見てきました 福井市防災センター 1948年の福井地震の教訓を留めるよう、整備された施設。当時の最大震度6、現在の震度7の揺れを体験できる装置がありました。激しい揺れの中…

旧上野庁舎 再訪

旧上野庁舎の保存リ活用に尽力されている伊賀の建築家滝井さんが見学の機会をつくっていただいたので、便乗させていただきました。 建物はPFI事業による再利用が決まりその手続きが進められています。現在は完全空き家で電気・水道も止められている状況。完…

平屋の家 上棟

四日市市内の平屋の住宅が上棟しました。天候が不順なので、大工さんほか皆さんご協力をいただき、好機を逃さず無事上棟です。 今回は土地にゆとりがあるので、平屋のプランで施主さんと意見一致です。 結構間口の広いプランとなってます。そのせいもあって…

既存を残したリフォーム

古民家という感じではないですが、築年数の高い住宅のリフォームです。耐震補強も行っています。 極力既存のものを残して、快適に住まうことを目指したものです。現在新築で使われている新建材、樹脂製品を極力使わないように使用材を提案しました。 一番大…

地鎮祭

四日市市内の住宅の地鎮祭 敷地が広いので平屋の計画です。広い敷地のためか、図面上広々した家なのですが 土地に引いた外形線を見るとそうでもないようにいつも以上に思えます。 平屋のメリットを生かした広がりある家をつくっていきます。

www.hattake.co.jp