今年度の三重短大授業協力の最終授業。12月にエスキース指導した住宅設計の講評会となります。
図面とインテリアまで作りこんだ模型の提出です。今回2作品目となるので、そろえるのにはかなりの時間がかかったと思います。
作品の完成度が高いと、一般なハウスメーカーの家のようなものに近いものになってしまう、よく勉強しているからの成果ではあるけど、家の特徴、主張が弱くなっているように見えます。完成度が低いと、こちらが想像する余地があるので、どこか魅力を感じやすくなるので、評価が難しい。
なかにはしっかり考えている学生さんもいて、敷地の条件を読み取って、主張のはっきりした案をつくり、人の動きに沿って風景の見せ方も考えて計画していました。
それぞれの作品を通して若い人たちの生活感もちょっと感じられるのも、この授業協力の興味深いところです。